グラバー邸あたり

先日、さるくガイドの研修でグラバー邸あたりを練り歩く。

朝9:30、グラバー邸近くのちゃんぽん発祥の店 四海楼 の建物前に、雨の中集合する。
まずは、旧香港上海銀行長崎支店記念館へ。

 明治37年(1904)に建てられた建物。国指定重要文化財。現在はコンサートなどに活用されています。

 オランダ坂を上るきると、さらに急な細い坂が伸びています。ずっと昔ここを通ったトラックがこの坂を通った時に横転してしまったらしいです。(実際見ると、すごい急な坂)

 フランス積のレンガ塀(イギリス積もあります)

ここは明治20年代後半頃に、外国人の賃貸住宅として建てられた擬洋風建築物です。外国人賃貸住宅として7棟の住宅が残るところは他になく、非常にめずらしく貴重なものです。現在はそれぞれ見学スペースや、日本に住む欧米人が料理を作ったりするスペースになっています。窓ガラスには建設当時に入れられたものが何枚か残っているそうです。

グラバー園へは、歩く歩道で上るか、山の斜面に沿って上る斜行エレベーターで行くか、はたまた階段で行くかのどれかです。今回は斜行エレベーターで上りました。エレベーターを降りるとそこから見える景色は絶景… らしいのですが、残念ながらこの日はこんな感じに。
 全く見えず。見てみたいなぁ…

そこから少し歩くと、大沢たかお と 石田ゆり子 が出ていた映画「解夏」に出てきた坂。(私は映画は見てないんだけど…)
 
下までずっと続いてます。

旧三菱第2ドックハウス。


「ドックハウス」とは修理のために船が造船所に入っている間、乗組員が宿泊した施設。

 フリーメイソン・ロッジの石柱。フリーメイソンのマーク(コンパスと定規)があります。

グラバー邸にやってきました。ここはスコットランド出身のトーマス・グラバー(造船、採炭、製茶貿易業を通して、日本の近代化に貢献した)が住んでいたところです。1863年に建てられた日本最古の木造西洋風建築。正面玄関を設けないクローバー型の建物になっています。

 キリンビールの麒麟のモデルになった狛犬です。グラバーさんはジャパン・ブルワリー・カンパニー(現キリンビール)も作った人です。この狛犬はグラバーさんと共に東京へ引っ越し、亡くなったあとここへ戻ってきました。 

 グラバー邸での食事風景。壁にある鏡の位置が高いのは部屋を明るくさせるために高く作られています。

 坂本龍馬も隠れた? といわれる隠し部屋です。当時幕末の志士たちがここを出入りし、密談をしていたのでしょう…。

 
こんにゃく煉瓦。普通のレンガより薄くこんにゃくのような形をしているため、縦にして並べて使っていたので、とても頑丈だそうです。

 年末の紅白で、福山雅治が歌った場所です。人工雪を用意してましたが当日本物の雪が降ったそうです。

 晴れてたらこんな感じに港を一望できます。

園内に二つある♥ストーン。

ここにありますよ~と教えてくれました。
触ったら良いことがあるというので、時間もなかったので、ちゃちゃっと触っておきました…^-^;

夜も夜景がきれいみたいなので、一度行ってみたいなと思うのですが。今はここでビアガーデンがオープンしているので、ビール飲みに行ってみようかな。うちの男子がいいよ、と言ってくれれば。

“グラバー邸あたり” への 1 件のフィードバック

  1. 雨のなかお疲れさま あと何回でガイドさんかな いい場所がおおいのでガイドしがいがあるよね。

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