日和山神社

先ほどいた所から車で5分ほど、少し高台に上がったところにある
日和山(ひよりやま)神社。ここから中継をしていたところ。

ここに立って見ると見覚えがある。
今もこの上にNHKとローカルテレビ局のカメラが設置してあって、朝 テレビで映すそうだ。

テレビで流れた信じられない光景が、今見てる目の前で起こったのだ。
とてもきれいな海なのに…
      ※亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

今はだいぶ片付いているらしいが、ガレキを処理するのに時間がかかっただろう… 

しばらく立って見ていると、近所のおじさんが他の人に、景色を見ながら説明していたので、盗み聞きをしているとにこにこして私たちのそばに来て説明を始めた。


おじさん「川の向こうとこっちで、津波の被害が違うの何でかわかるー? 当ったら1000万! オレ、金ねーけど^^;当ったら300円ね。」

とても明るいおじさんだ。

川の左側は堤防が2重になっているので、こちら側より被害が抑えられたそうだ。


おじさんはこの神社の上のアパートに住んでいて、地震当日ガスも電気も止まってしまい、石巻中学校に避難したそうだ。そこで具合の悪くなった人がいたので携帯で救急車を呼んだ。「救急車がどっから来たか わかるー? 当ったら300円」 

北海道の救急車が来たそうだ。日本の各地から救急車やパトカー、警察が来ていたんだね。


約1万人が暮らしてたこの街は、津波で何もなくなったとおじさんは教えてくれた。
20分ほど地震の時の話をしてくれたんだけど、突然「オレ、家帰って酒飲むから」と帰ってしまった。

「まだ3時だよ~」と言ったけど聞かずに、帰ってしまった…

せめて名前だけでも聞いておけば良かった。話し方が上手でいつも「なんでだかわかるー?
当ったら300円」が口癖だったので、

私たちの間では300円おじさんと呼ぶことにした。

300円おじさんはとても明るくて、笑っていいのか分からなかったけど笑ってしまうほど話が上手だった。また会いたいなァ

 

 また日和山神社に行ったら300円おじさんに会えるかな。

 

 

 

 

 

 石巻の友人Sちゃんは、地震当日仕事場から車で家に向かおうとしたのだが、渋滞してて先に進めず、偶然近所の知り合いのおじさんに会い「津波が来るぞ!!」と言われ、途中狭い道で車をUターンさせて逃げたので津波を見なかったそうだ。もしその近所のおじさんに会わなかったら、私は自分の家に向かっていたから津波に巻きこまれてたと思う、と話してくれた。 話を聞いた時にぞっとしてしまった…




中央に見える神社の建物の下は、流されて柱だけしかなかった。樹木も潮で赤く変色したり枯れたりしている。




ただただSちゃんの話を聞いてる2人だが、これから女川に連れて行ってもらうことになった。
すごいものが見れるよ、と言われ何だろう?と思ったら

おお~これは!

鯨大和煮の缶詰ですね! テレビで見ました! 脇を走る車があんなに小さく見える。どれほど大きいものか! こんな大きなものが流れてしまうなんて、改めて津波の凄さを実感しました。

スーパーも骨組みだけしか残ってません。

 

 

 

 

 

 

走行中、時計があったので写したら

8時で止まってました…

 

 

 

 

 

 

 

…女川に続く

 

“日和山神社” への 2 件のフィードバック

  1. Sちゃんはこの度の震災をずーと語りつぐために命をもらわれ長生きされるわね 幸 おおかれと

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