一本柱鳥居

爆心地から約800m離れたところにある山王神社の二の鳥居、 一本柱鳥居。 原爆によって片方がもぎ取られた状態です。

 

この神社には4つの鳥居がありましたが、原爆投下後、一の鳥居は無傷、二の鳥居は爆心地に近いほうの柱が倒壊し、片方の柱と半分の笠石を残して建っていました。その後の調査により爆風の向きと平行に建っていたため、全壊を免れたと言われています。

倒壊した鳥居の上の部分は、一本柱の後ろの方に置かれています。こんな硬い石までも吹き飛ばす爆風の威力を知って恐ろしくなりました。

一の鳥居は爆風を逃れましたが、1962年トラックがぶつかってあっさり倒壊してしまったそうです。

この鳥居の奥には山王神社があり、被爆クスノキが立っています。

被爆したクスノキは、60年以上たった今でも、青々と葉を茂らせています。

元気そうですが一時枯れ木同然になり、その後奇跡的に再び新芽が生えて樹生を取り戻し今に至っているそうですよ。現在(夏時期)治療中でした。

 すごいですね。

がんばれクスノキ。

“一本柱鳥居” への 1 件のフィードバック

  1. 被爆した鳥居の向こう側 焼け野原ですね 原爆のすごさがつたわりますねー

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